オンライン○○が大流行
様々なテレビ会議システムがオンラインサービスで提供されていて、今はTEAMSとZOOMが独走状態に入った印象ですが、これも革新の波がやってくれば、大逆転もあるかも知れません。
「アイコンタクト」が活かされていない
自分自身がそうなのですが、テレビ会議って案外、モニターに映っている相手の顔をまじまじと視たりしないですよね。思い返すとたしかに相手を視ていたと思うのですが、どんな表情をしていたとか、ほとんど記憶に残っていません。また、人によっては自分を映しているいる別置きカメラのレンズを視ながら喋る人もいるので、こちらでは「そっぽ」を向かれている状態で、画面を視ていてもあまり意味がないときもあります。
コミュニケーションは相手の目を視て
親密なコミュニケーションの基本であることは、みなが知っている割には、テレビ会議ではこのことがあまり問題にされませんよね。ネットで検索してみると、2010年代の初頭、テレビ会議が普及してきた頃には、大学などでこの「テレビ会議での視線」に関する研究も行われていた報告があるのですが、ここ最近では目に付きません。たぶん今はもう「そういうものだから」ということでしょうね。
もう少し努力してもいいのでは?
映像コミュニケーションを生業とする僕らにとっては、ちょっと雑なコミュニケーションシステムなんじゃないかと思います。過去に行われた「視線を合わせる」実験装置はちょっと大掛かりな装置が必要なシステムだったようなので、今の技術ならばもう少しスマートな端末で可能になるのではないのか、と勝手な想像をしますが、現実的には多くの問題でブレークスルーが起こらないと無理かも知れません。
ビデオ撮影の基本と同じ
カメラ目線✕カメラ目線の映像でコミュニケーションすれば、互いに「視線を合わせている」ことになることは、おわかりになりますよね。
映像撮影技術の基本として、カメラ目線で撮影する時には、被写体の方にはカメラのレンズのほんの少し上を視ながら喋ってもらうようにお願いします。そして、顎は少し引き気味に。あまり引きすぎると上目遣いになるので適度に。そうすると、映像を見た人には被写体の方が人柄よく感じるように映るはずです。カメラと被写体の距離があまり近いと、上目遣いがバレるように、テレビ会議でもWEBカメラ(+モニター)が近すぎると目線がおかしくなりますし、顔の位置より低く、見下ろした形になると印象が悪くなりますの。かならず自分の顔の高さに合わせましょう。
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