幼児や子供向けの教育番組を見ていると、そのコンテンツに使われるイラストやアニメの可愛らしさに、クリエーターが込めた思いを感じて、思わず笑みがこぼれてしまうことはありませんか?
あるいは猫や犬の可愛らしい表情や仕草、動きを捉えた映像を見るにつけても、その映像をどうしても撮りたかった、カメラマンやディレクターたちの熱意を感じませんか?
僕自身が映像の作り手ですから、どうしてもそれを撮った人、作った人のことを想像してしまうからでしょうか。
対象への愛
イラスト・アニメ、実写に関わらず、視聴者が思わず心をほっこりさせてしまう映像の造り手に共通する思いは、それらの被写体、題材に対する深い愛情と、愛情の礎としての洞察、そしてその愛らしさを皆に伝えたいという願いです。
では、そうした愛情深いクリエーターの仕事は、どのように行われているのでしょうか?同じ対象を撮っても、かわいい絵を撮るカメラマンと、どうってことない絵になってしまうカメラマンは、どこが違うのでしょう。
愛を伝えたいという熱意
いちばん大事ないことは、その可愛らしさの本質がどこにるのか?を知っていることが第一条件ですが、もうひとつ必須なことは、とにかく可愛い絵が撮れるまで、つくれるまで決してアキラメナイことです。自分が愛する対象を、愛らしく捉え、愛らしく伝えたいと願うのは、愛ある人として当然のことだからです。
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