ブルーインパルスの飛行
これも映像のチカラを見せつけられた感。もちろん宙を飛ぶヘリコプターから、高速で飛行する編隊を超望遠で捉え続けるのはプロの仕事がないと見られないけれど。
ただ飛んでいるだけなのに
というのはちょっと語弊があるけれど、ただ戦闘機が編隊で飛んでいるだけで、どうしてこれだけ人は感動するのでしょうか。
①乗り物としてシンプルにカッコいい、速い、美しい
②難しそうな操縦を厳しい訓練の後に習得した技術で飛ばしている
③日本を守る航空自衛隊の隊員の中でも、最高位に属するプロフェッショナルたちである
④そんなプロたちが、地上で働く医療などのプロに対してエールを送る図である
③や④はカメラに映っているわけではないけれど、視聴者は当然想像するでしょう。こうした潜在意識が、あの編隊飛行を感動的にしているのではないでしょうか。
いっぽう、一部の人達がもつ「そんな予算があるなら他に使え・・・」という意識の人には、この映像は不快感しかないものでしょう。
映像よりもチカラを持つのが「生で見る」
少し前に「百聞は一見に如かず」と書いたけれど、画面を通して再生映像を見るよりももっと感動するのは、それを生で見ることだと思う。もちろん現場ではむしろ事象の全体像が見えない場合が多いけれど、このブルーインパルスの編隊飛行は、ほんの10秒でも生で視たほうが、映像よりもインパクトも感動も上回ったことでしょう。
視られなくて残念。
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