IGTVってどうなったの?
少し前に何度かにわたってInstagramが始めたIGTVについて書いたけれど、勃興してくる気配はないですね。
遠近両用メガネ
ぼくはもうイイ歳だし、仕事柄目を酷使するので老眼が激しい。今のようにスマホを持ち歩く生活をしていると、歩いていて画面が見たくなると、不自由この上ない。そこで10年くらい前に遠近両用メガネをつくってみたのだけれど、これが僕には全然使えないことがわかった。
怖くて歩けない
「遠」のレンズ部分では視野が狭すぎて、正面しか焦点が合わないので、怖くて歩けないのだ。そう、視野狭窄に陥った気分。
眼鏡屋さんにそのことを話しても「そのようなことを言われるお客さまは初めてです」と言われた。そんなばかな!?と思ったが、遠近を使っている同年代の誰に聞いても「何言ってるの?」だった。以来、遠近は使っていない。
人の目の視野角
その時の経験から、自分は常態的に視野角が広いのだと考えるようになった。
つまり向かっていく正面だけでなく、視野の片隅の足元や両脇の状況も、それこそ「視野に入れながら」歩いているのだと。それって当たり前だと思うのだが、みんなは違うのね。
「周辺部分」が見えないことに、僕はすごく不安を感じる。
縦型動画はもっと狭い!?
だから同様に、IGTVのように両脇が見えない映像をずっと見ていると、すごく不安になるのだと思う。不安というよりも、状況把握したくて仕方がなくなるのだ。
「この娘、踊っているけれど、いったいそこはどこなのだ?」と。
生きている世界
狭い世界だけを見て暮らしていける人はいいな。とも思う。
それは、外の世界なんか気にしなくても安全に生きていけるからだ。
僕ら下世話な世界に生きる人間は、自分のことは自分で守らねばならぬ。
だから、自分が今いる場所が安全かどうかは、絶えず自分の目で確かめねばならぬ。
ちょっと大袈裟か!?
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