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動画・映像制作用語

【実写】

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「実写」とは、映像制作において、実在する人物、物体、風景などをカメラで直接撮影し、映像として記録することを指します。つまり、アニメーションやCGのようにコンピュータで作り出した映像ではなく、現実世界をそのまま写し取った映像のことです。

PR映像のシナリオには、実際に撮影できる事象と、想像の上にしかない事象、あるいは歴史上の人物や出来事のため撮影できない、または機械の内部やコンピュータの機能など、撮影不能な事柄が数多く登場します。そうした撮影不能なものは「実写」できないことであり、それに対して撮影可能な事象は「実写」で表現することができます。


企業PRビデオの分野では、建設業や製造業などの現場は撮影可能なことが多くありますので、実写を中心に構成することが可能ですが、ITビジネスや人材派遣業などの紹介ビデオでは、現場と言える場面の撮影が難しいため、インフォグラフィックやアニメーションなどの、非実写素材の割合が多い構成になる傾向があります。

実写

​【関連用語】

1. アニメーション


キャラクターのアニメーションだけでなく、図形やテキストに二次元的(平面的)な動きをつけることで、動画素材にして、概念や仕組みの説明場面などで使用される手法です。



2. インフォグラフィックス


元々はグラフィックデザイン用語です。映像制作業界ではアニメーションに分類されることもありますが、固有な情報を持つ事柄をアイコンのようなデザインにして動かしたり、ホワイトボードアニメとよばれる、一定のフォーマットを持ったグラフィックデザインをアニメートさせて、シナリオに沿った事柄を直感的に理解するよう、つくられた動画です。モーショングラフィックとの境界線は曖昧です。



3. コンピュータグラフィックス


コンピュータプログラムによって作画された画像全般のことを指しますので、近年のデジタル環境では、アニメーションもインフォグラフィックも、ある意味ではコンピュータグラフィック=CGですが、映像制作においてCGという場合は、3ds MaxやMayaといった3DCGツールで製作する映像全般のことを指す場合が多いです。



4. ストックフッテージ


動画のレンタル素材のことです。「ありもの」「あり素材」とも呼ばれます。ネット上でサービスを展開しているサイトが多数あり、一定金額を支払うことで商用利用可能な素材も多数ありますが、エディトリアル(教育、報道目的に限定)指定されているものあるので、購入時は注意が必要です。



5. モーショングラフィックス


文字、イラスト、映像などの静止画に動きや効果を加え、動画を作成する手法です。まるでグラフィックが動いているかのように見えることから、この名がついています。インフォグラフィックとの境界線は曖昧です。

 

 

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