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動画・映像制作用語

【けつかっちん】

K

ketsukatchin

今の現場の次に、時間の余裕なく仕事が入っているときに「私、けつかっちんなの」と言います。

「けつかっちん」という言葉は、元々テレビ業界や映像制作の現場で使われ始めた用語です。

収録に臨むタレントのスケジュールがタイトで、次の現場の入り時間が現在の現場が終わる時間と隣接している(カッチンコ?)ため、今の収録を必ず時間内に終わらせたいような時に「⚪︎⚪︎さんは、ケツカッチンなので・・・」と言います。


しかし、現在では広く一般的な仕事の場面でも使用されているようです。


例えば、「今日の締め切り案件が終わったと思ったら、明日の案件もけつカッチンで...」というように、次々と余裕のない締め切りの仕事が続く状況を表現するために使われます。また、「私、今月ずっとけつカッチンなの」というように、個人の多忙な状態や切迫した業務状況を表現する際にも使用されます。

単に一つの締め切りに対する切迫した状況だけでなく、続けざまに余裕のない仕事をこなさなければならない状態も表現できる言葉として、ビジネスシーンで広く使われるようになっているようです。

【当サイト関連ブログ】

映像雑学

「撮れ高」とは

けつかっちん

​【関連用語】

1. (しゃく)


映像や番組の長さ、放送時間を指します。「5分尺で作ってください」は「5分の長さで制作してください」という意味です。尺が長い・短いという表現もよく使われます。



2. バッティング


撮影や収録の時間が他の予定と重なることを指します。「ロケがバッティングしている」は「撮影時間が他の予定と重複している」という意味で使用されます。



3. てっぺん


時計の針が12時を指している状態を表す業界用語です。例えば、「てっぺんスタート」という指示は、丁度12時(あるいは1時、2時など)から番組や収録を開始することを意味します。あるいは撮影が押して深夜になってしまい、時計が0時を回りそうなときに「もうてっぺんだよ」と言います。


 

 

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