top of page

動画・映像制作用語

【キーフレーム】

K

keyflame

キーフレームとは、アニメーションやエフェクトの開始点と終了点を指定するポイントです。

キーフレームの役割

  • 動きを制御: オブジェクトの動きやカメラの動きを制御する。

  • エフェクトのタイミング: エフェクトの開始と終了のタイミングを指定する。

  • 変化の表現: 少しずつ変化していく様子を表現する。


キーフレームの使い方

  1. キーフレームを設定: 変化させたい部分にキーフレームを設定する。

  2. プロパティを調整: 各キーフレームで、位置、スケール、回転などのプロパティを調整する。

  3. 中間フレームを自動生成: ソフトウェアが、設定したキーフレーム間の動きを自動で補間する。


キーフレームの注意点

  • キーフレームの数: キーフレームを細かく設定するほど、滑らかな動きになるが、作業時間がかかる。

  • イージング: 動きに緩急をつけることで、より自然な動きを実現できる。

【当サイト関連ブログ】

ブログカテゴリー「編集について」

キーフレーム

​【関連用語】

1. トゥイーニング


キーフレーム間の動きを自動的に補完する技術です。例えば、オブジェクトの位置、大きさ、回転、透明度などの変化を、始点と終点のキーフレームを設定することで、その間の動きをソフトウェアが自動的に生成します。アニメーションの効率的な作成を可能にする重要な機能で、特に3DCGやモーショングラフィックスの制作で多用されます。イーズイン・イーズアウトなどの加速度の調整も可能で、自然な動きの表現に欠かせません。



2. モーショントラッキング


映像内の特定のポイントやオブジェクトの動きを追跡し、その動きデータをキーフレームとして記録する技術です。実写映像に合成するCGやテキストを、被写体の動きに追従させる際に使用されます。複数のトラッキングポイントを設定することで、位置だけでなく回転や遠近の変化も追跡できます。手ブレ補正やスタビライズにも応用され、映像の品質向上に貢献します。



3. グラフエディター


キーフレーム間の変化の仕方をグラフで視覚化し、編集するツールです。横軸に時間、縦軸にパラメーター値をとり、値の変化をカーブとして表現します。このカーブを調整することで、動きの加速度や変化の特性をコントロールできます。例えば、なめらかな動きや急激な変化、バウンドするような動きなど、様々な表現が可能になります。



4. エクスプレッション


キーフレームアニメーションをプログラミング的に制御する機能です。数式や条件文を使用して、複雑な動きやパラメーターの関係性を定義できます。例えば、あるオブジェクトの動きを別のオブジェクトにリンクさせたり、ランダムな変化を加えたりすることが可能です。多数のオブジェクトを効率的に制御したり、複雑な相互作用を作り出したりする際に重宝します。



5. ワークスペースレイアウト


キーフレーム編集を効率的に行うための画面構成設定です。タイムライン、プレビュー、プロパティパネル、カーブエディターなどの各種ウィンドウを、作業内容に応じて最適に配置します。編集ソフトによって異なりますが、一般的にはカスタマイズ可能で、よく使う機能へのクイックアクセスや、複数のパネルの同時表示などが可能です。作業効率を大きく左右する重要な要素です。

 

 

映像制作のことなら何でも・・・株式会社SynAppsへ

bottom of page