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動画・映像制作用語

【抜け】

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nuke

「抜け」とは、カメラが狙っている被写体の背後の景色、つまり背景のことです。また、クロマキーを使用した時に輪郭がくっきりする時に「抜けがいい」とも言います。

ディレクターが「ここからアレを狙ってヨ」と言うと、カメラマンが「アレね。でもここだと抜けが悪いんだよね」という使い方をします。構図をつくる上で、背景が芳しくないという意味になります。


またクロマキーを使った撮影や編集時に、モニターを見て「綺麗に抜けているじゃん」と言うのは、透明化した部分と画像の輪郭が綺麗に分離している状態を指します。


ちなみに音響の世界では、音がこもっていない、クリアに聞こえることを「抜けがいい」と言いますし、写真の世界では、はっきりとクリアに見え、鮮明に見えることを「抜けがいい写真」と言うそうです。


通常の映像撮影時の「抜けがいい」とは、そのまま「抜け(背景)が(ちょうど)いい」と言う意味になります。必ずしもクリアであるという意味ではありません。


【抜き】

画面に映る大勢の中から、話題に登場した人をカメラがアップで捉えることを「抜く」と言い、そのカットを「抜き」と言います。

抜け

​【関連用語】

1. 被写界深度


ピントが合っている範囲の深さのことです。レンズの特性や絞りの設定によって変化し、背景をぼかしたり、全体にピントを合わせたりできます。人物撮影では、背景をぼかして人物を際立たせるなど、表現の幅を広げます。



2. コントラスト


映像の明暗の差のことです。コントラストが高いと、映像にメリハリが生まれ、暗い部分と明るい部分がはっきり区別されます。ドラマティックな表現や、逆に落ち着いた雰囲気を出すために調整されます。



3. 構図


映像全体のバランスや構成のことです。被写体の配置や、画面内の要素の配置によって、視聴者の視線を誘導し、伝えたいことを効果的に表現します。



4. 画角


レンズを通して見える範囲の広さのことです。広角レンズは広い範囲を、望遠レンズは狭い範囲を捉えます。画角によって、映像の遠近感や迫力を表現できます。



5. フレーム


構図の外枠となる境界線のことです。被写体を際立たせたり、余白を作り出す効果がります。

 

 

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