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動画・映像制作用語

【スライドショー】

S

slideshow

「スライドショー」とは、静止画像を順番に見せていくことを言います。もともとはスライドプロジェクター、オーバーヘッドプロジェクターで、スライドを順番に入れ替えながら見せることに類似した見せ方のため、この呼び名がつきました。

プロの世界では、映像は動いている素材を繋いで全編をつくることが原則ですが、歴史を辿る表現などで古い動画素材が入手できない時に、写真や新聞記事といった静止画を使用する場合があります。そうした時に連続して静止画を使う場合「ここはスライドショーになります」という言い方をします。

あるいは、実写撮影やCGを作画する予算がなく、手持ちの静止素材を繋いで安価に映像をつくるような場合にも「スライドショーであれば作ることができます」という使い方もします。演出的、編集技術的にも平易なものなので、少し侮蔑的な感情を伴って使われることがある用語です。

スライドショー

​【関連用語】

1. ジャンプカット


異なる時間や空間のシーンを、途切れもなく繋ぎ合わせる編集技法です。、なるテーマの画像を連続で表示することで、驚きや変化を演出できます。



2. スクリーンダイレクション


画面内の要素(画像、文字など)の配置や動きによって、視聴者の視線を誘導する技術です。重要な部分に視線を集中させたり、ストーリーの流れをスムーズにしたりするために、この技術が活用されます。例えば、矢印や視線誘導線を用いることで、特定の要素に注目させることができます。



3. アイラインマッチ


ある人物の視線の先にあるものを、次のカットで大きく映し出すことで、視覚的なつながりを作り出す編集技法です。複数の画像を繋げる際に、この技法を用いることで、より自然な流れを作り出すことができます。例えば、ある人物が窓の外を見ている画像の後に、窓の外の風景の画像を大きく映し出すことで、視覚的なつながりを作り出すことができます。



4. カットアウェイ


メインのシーンから一時的に離れ、別のシーンに切り替える編集技法です。メインの画像の説明や補足情報を挿入する際に、この技法が活用されます。例えば、料理のレシピのスライドショーで、材料の説明をする際に、それぞれの材料の画像をカットアウェイで挿入することで、視覚的に分かりやすく説明することができます。



5. モンタージュ


複数の短い映像や画像を、音楽や効果音と共に連続的に繋ぎ合わせ、あるテーマや感情を表現する編集技法です。複数の画像を短い時間で連続して表示することで、ダイナミックな印象を与えたり、感情的な高揚感を表現したりすることができます。例えば、旅行のスライドショーで、様々な観光地の画像を短い時間で連続して表示することで、旅の興奮を表現することができます。

 

 

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