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動画・映像制作用語

【撮れ高】

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toredaka

撮れ高はOKカットの数であり、シナリオが要求する各シーンに必要な映像が、どれだけ満たされたか・・というような意味合いです。

決して「撮影できたカット数」ということではありません。NGカットを量産してくれても撮れ高にはカウントされません。ディレクターがその映像作品に必要なカット(シーンでもいい)が30カットだとして、ディレクターが編集に困らず、少しはあれこれセレクトでき、ちょっとかっこいいカットも撮れちゃって、合計60 OKカットくらいが収録できた、という時に「今日の撮れ高は充分だね」という使い方をします。


「撮れ高」という言葉は近年の新語ではなく、昔からフィルム撮影の現場で使われていた用語のようです。

フィルムの長さを「尺」の単位で数え、撮影出来た量を「撮れ高」と言っていました。

言い換えると「長さ」の単位の「尺」で撮影「時間」を表し、フィルムを入れるフィルム缶が積み上がった「高さ」でも撮影「時間」を表していたとのことです。

撮れ高

​【関連用語】

1. あご、あし、まくら


あご(顎)は食費、あし(脚)は交通費、まくら(枕)は宿泊費のことを指し、出演ギャラとは別途に支払われることを「あごあしまくら付き」と言います。



2. 物撮り


商品や小物を静止画で撮影する「物撮り」は、特にECサイトやカタログなど、商品の情報を視覚的に伝える上で重要な役割を果たします。


3. 実景


実景とは、ドラマや映画のシーンの中で、出演者以外の場所や風景を指します。具体的には、街並み、自然風景、室内など、物語の舞台となる背景となる部分です。



 

 

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