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動画・映像制作用語
【わらう】
W
warau
撮影中のフレーム(画角)内に映り込んでいる不要な物を、フレーム外へ移動させることを指す業界用語です。
例えば、美術さんが準備して置いてくれた花瓶だけれど、カメラを通してみたら構図や色合い、演出上の意味合いを欠いていて片付けて欲しい場合に「ごめん、やっぱりわらって」と言います。
そう言われたら、すみやかにわらい(どかし)ましょう。
決して笑ってはいけませんヨ。
【関連用語】
1. けつかっちん
今の現場の次に、時間の余裕なく仕事が入っているときに「私、けつかっちんなの」と言います。
2. みきれ
「本来映すべきではないものが映ってしまう場合と、逆に本来映すべきものが画面から外れてしまう両方の意味で使用されるようになっています。「バレる」「はみ出す」「収まりきらない」などが類義語として挙げられ、映像制作現場では日常的に使用される専門用語です。
3. てっぺん
時計の針が12時を指している状態を表す業界用語です。例えば、「てっぺんスタート」という指示は、丁度12時(あるいは1時、2時など)から番組や収録を開始することを意味します。あるいは撮影が押して深夜になってしまい、時計が0時を回りそうなときに「もうてっぺんだよ」と言います。
4. やおや
物を撮影する際に、八百屋の野菜陳列のように台を傾けて全体をより見やすくする撮影技法を指します。主に商品撮影や料理撮影などで使用され、台を傾けることで、奥行きのある構図を作り出し、商品の特徴や細部をがわかりやすくします。
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